日焼け止めは紫外線から身を守れるシミ対策の必須アイテム
春から夏にかけて年間を通じて最も多くの紫外線が、降り注ぐ季節を迎えます。
強い紫外線に何のケアもしないで浴びせかけることは、日焼けなどの短期的ダメージにとどまらず、将来のシミの発生素地を自分で作り出しているのと同等のリスクのある行為です。
紫外線対策には定評のある実績に裏付けられた方法が豊富な種類が考案されていますが、だれにも最適の方法論とは限りません。
そこでポイントになるのは、自分の肌に合う対策に取り組むことです。美肌を目指すための方法論も、自分の体質や肌に刺激にならないで、効果的なパフォーマンスを得ることができてこそ実践する意義があります。
自分の肌に合う、これを目安にケアを講じていきましょう。
日焼け止めを効果的に使うコツ
紫外線対策では日焼け止めをうまく使いこなすことが、成否のカギを握ります。どれほど有効な日焼け止めでも使い方を間違えれば逆効果、肌荒れや発赤などにつながります。そのためまず正しい使い方を心得てください。
開封後は空気に触れて酸化がはじまり、雑菌が侵入するリスクも日を追うごとに高くなります。例えば開封後は早めに使いきることは、どのアイテムを使用するときでも注意するべき共通事項といえます。
朝のメイクのタイミングで塗っても汗をかくなどして流れてしまうので、日中でも定期的に塗り直すことも意識しましょう。
そして紫外線に当たりやすい部分は重ねて塗ることで効果的な紫外線対策になります。鼻や頬など太陽にさらされやすい部分は、1回の量を多めに塗るのが大事です。
日焼け止めを選ぶコツは3つの要素に注目する
日焼け止めには数多くの種類が、様々なテクスチャーで販売されておりドラグストアや化粧品店などの店頭で目の当たりにすることができます。自分が直面いているシチュエーションに合わせて使い分けることが重要です。
敏感なフェイシャルの肌に塗ることが多いので、肌への負担を減らすことをまず念頭においてください。配合成分によっては敏感肌や乾燥肌を抱えていると、肌への負担になり紫外線対策をするつもりが逆効果になることも。そこで自分の肌にあった成分を配合しているかを、まずチェックするべきです。
そして日焼け止めを使うTPOを想定して、状況に合わせたテクスチャーのアイテムを選ぶことです。フォーマルなシーンかカジュアルなシーンかにより、最適の形状は何かも違ってくるでしょう。
加えて何より目的にあったSPF/PA値の日焼け止めを選ぶことが大切です。紫外線対策だけに目を向けていると、不必要に強力なSP値やPA値をもつアイテムを使用すると肌トラブルに発展するからです。
日焼け止めを使っていても紫外線のアフターケアは忘れずに
日焼け止めで紫外線対策をとることを想定すると、当然のことながら朝のメイクの時間に注意の多くを向けがちです。
しかしどれほど強力なSP値やPA値を実装したアイテムを使用しても、紫外線の影響を皆無にすることは不可能です。肌に塗布したクリームや乳液など、それ自体も放置しておけば肌へのダメージ要因になります。
そのため朝のメイクタイムだけではなく、1日が終了してからのアフターケアにも入念にケアを実践する必要があります。
しっかりメイクなどを洗顔料やクレンジングで取り除いてからも、保湿や日中のダメージから回復させる作用を期待できる成分を配合した、化粧水やクリームを活用してアフターケアを忘れずに実行する必要があります。
自覚症状はなくても、紫外線に日中暴露された状況に置かれるのは肌が軽くやけどしたのと、同等のダメージをかけていることを意味します。
放置する時間に比例してダメージも深刻化するので、その日のうちの素早いケアが大切です。
天気が悪くても同様です、一見曇りに見えても相当な紫外線が降り注いでいるものと考えられているからです。
日中は室内のデスクワークが中心の場合でも、窓から紫外線は降り注ぐだけでなく外出の機会もあるはずです。
紫外線ケアは誰にとっても、重要な肌ケアと考えて対策を立ててください。