レチンAクリームは、高いピーリング効果でシミや肝斑など肌トラブルの治療に使われている医薬品です。ジョンソン・エンド・ジョンソン社より製造販売されています。
有効成分のトレチノインが肌のターンオーバーを促進することで、肌トラブルを解消して美しい肌を作る手助けをします。
小じわの解消に効き目を発揮するため、年齢に負けない美しい肌を目指す女性に合った医薬品です。
このページでは、そんなレチンAクリームについてご紹介していきます。
レチンAクリームの通販価格
レチンAクリームは2タイプの製品を通販で選んで買うことができます。2タイプのレチンAクリームの差は、有効成分トレチノインの容量の差となっています。
レチンAクリームの効き目は、トレチノインの容量によって決まります。通販価格に大きな差はありませんので、自分の肌に適した容量のレチンAクリームを選んで通販しましょう。
まず、一般的な治療に使われているレチンAクリーム0.05%の通販価格から見ていきましょう。
レチンAクリーム0.05%は、1本1,880円から通販できる
販売個数 | 通常価格 | 販売価格 |
---|---|---|
1個 | 1,880円 | |
2個セット | 3,760円 | 2,482円 |
3個セット | 5,640円 | 2,955円 |
5個セット | 9,400円 | 3,762円 |
7個セット | 13,160円 | 4,703円 |
レチンAクリーム0.05%を通販する場合、1,880円から買うことができます。レチンAクリーム0.05%の内容量は1本に20mgが入っており、1㎎94円から購入することができます。
クリームタイプの医薬品は、一般的に1回1mgを消費します。
レチンAクリーム0.05%は1日に1回を肌に塗りますので、最高で約20日のあいだ使い続けることができます。
さらにまとめ買いを利用することで、費用をかなり抑えることもできます。
まとめ買いは医薬品の通販に多い割引きのシステムです。一度に同じ薬を複数個注文することで大幅な割引きを受けることができます。
レチンAクリーム0.05%であれば通常1本1,880円ですが、7本をまとめて買うと1本671円まで安くなります。1本の価格が約1/3となるため、費用の負担を大きく減らすことができます。
レチンAクリームを使う場合、約3ヵ月ほど使い続ける必要があります。何らかの事情がない限りは、まとめ買いを利用するのがいいでしょう。
レチンAクリーム0.025%は、1本1,780円から通販できる
販売個数 | 通常価格 | 販売価格 |
---|---|---|
1個 | 1,780円 | |
2個セット | 3,560円 | 2,350円 |
3個セット | 5,340円 | 2,798円 |
5個セット | 8,900円 | 3,562円 |
7個セット | 12,460円 | 4,453円 |
レチンAクリーム0.025%を通販する場合、1本1,780円から買うことができます。こちらも1本に20mgが入っており、1mgの価格は、89円となっております。
まとめ買いを利用した場合、1本の価格は最大636円まで割引きされます。1本の価格が約1/3となるため、7本まとめての通販するのが最もおすすめとなっています。
金銭的な負担が増えない範囲でまとめ買いを利用するといいでしょう。
レチンAクリームの効果
レチンAクリームのピーリング効果は、有効成分のトレチノインが持つ肌の細胞増殖を促進する働きによって得られます。
肌を構成する細胞の増殖が活性化することで肌のターンオーバーが早まり、古い肌と新しい肌が入れ替わっていきます。
古い肌にはシミの元であるメラニン色素が溜まっています。トレチノインの働きによって古い肌を排出するピーリング効果が得られ、シミのない美しい肌を作る手助けをします。
また、トレチノインには肌のハリを作ることで知られるコラーゲンの生成を促進する働きもあります。レチンAクリームを使うことでコラーゲンが増加し、小じわを解消する手助けをします。
レチンAクリームはシミだけでなく小じわの解消にも役立つ美容医薬品です。
ハイドロキノンとの併用でシミへの効き目が高まります
レチンAクリームは単剤でも肌トラブルの解消に役立ちますが、シミへの有効性をさらに高めるのであればハイドロキノンとの併用が推奨されています。
ハイドロキノンは、高い美白効果を持つことで知られている成分です。メラニンの生産を阻害する2つの働きを持っており、シミの治療に高い効き目を発揮します。
レチンAクリームと併用することでトレチノインが今あるメラニンを排出し、ハイドロキノンが新たに生産されるメラニンを防ぎます。非常に噛み合った働きで、治療が難しいとされる肝斑に対しても優れた有効性があります。
シミや肝斑などのメラニンに関する肌トラブルへの有効性を高めたいのであればレチンAクリームとハイドロキノンの併用治療が適しています。
レチンAクリームの選択するメリット
レチンAクリームを肌トラブルの解消に選択する理由。メリットと言える要素には以下の2点が挙げられます。
- トレチノイン単剤であることの使いやすさ
- 濃度の高いハイドロキノン・トレチノイン治療が行える
どちらもハイドロキノン・トレチノイン複合剤と比べた場合のメリットとなります。では、個別に見ていきましょう。
単剤であることの使いやすさ
レチンAクリームを選択する場合、配合された有効成分がトレチノインのみという点がメリットとなります。
複合剤の場合、トレチノイン以外に別の成分が含まれている関係で、どうしてもアレルギー反応を起こす可能性が高まります。
決して複合剤が悪いわけではないのですが、やはりトレチノインのみを治療に使いたいという場合は単剤であるという点がメリットとなるのです。
濃度の高いハイドロキノン・トレチノイン治療が行える
一般的な濃度でハイドロキノン・トレチノイン治療を行いたいという方にもレチンAクリームはおすすめです。
ハイドロキノンとトレチノインの併用治療は、一般的にハイドロキノン4%、トレチノイン0.05%が配合された医薬品を使います。
通販では簡単に併用治療が行えるハイドロキノンとトレチノインの複合剤もありますが、実はトレチノインが0.025%しか配合されていません。
トレチノインは効果の仕組み的に、自分の肌に合った濃度の製品を使うに越したことはありません。しかし、複合剤の濃度では十分な効き目を得られないという方が中にはおります。
そんな方には複合剤を購入するよりも、レチンAクリームとハイドロキノン単剤を通販し、強めのトレチノインによる治療が適していると言えます。
レチンAクリームの使い方
レチンAクリームの基本的な使い方は、1日1回寝る前に気になる肌トラブルに適量を塗ります。レチンAクリームを使う前には必ず洗顔し、清潔な状態にしましょう。
1回の用量は1mgを目安としますが、塗りすぎると刺激が強くなるため、患部の広さに合わせて量を増減しましょう。また、目や口の周辺など粘膜付近への使用は避けるようにしましょう。
レチンAクリームを肌に塗ってから最初の2~3週間は、肌質が悪化する可能性があります。しかし、時間の経過で自然と解消されますので、心配はありません。
また、明確な改善が確認されるには2~3ヵ月のあいだ、使い続ける必要があります。レチンAクリームは可能な限り使用を継続するようにしましょう。
ハイドロキノンと併用する場合の使い方
レチンAクリームをハイドロキノンと併用する場合、まずレチンAクリームから先に塗ります。肌トラブルに合わせてレチンAクリームを塗り、その上に重ねるようハイドロキノンを塗りましょう。
ハイドロキノンを塗るとき、外側から内側に向けて円を描くように塗るとレチンAクリームの塗り広がりを防ぐことができます。
夜のスキンケアと同時にレチンAクリームとハイドロキノンを塗るときは、化粧水を使った後、保湿を行う前に塗りましょう。
レチンAクリームの副作用
レチンAクリームで主に副作用として確認されているのは、乾燥やかゆみ、赤みといった表皮の症状です。
これらの副作用はレチンAクリームが効き始め、古い皮膚が剥がれて生まれ変われ過程で起こる反応となっています。
アレルギー反応が起きているわけではないため、レチンAクリームが正常に作用している目安のひとつとして考えられています。
ただ、激しい刺激感やかゆみを感じたときはご注意ください。レチンAクリームが肌に合っていない可能性があります。
もし激しい刺激感やかゆみを感じたときは、レチンAクリームをすぐに洗い流し、病院で医師の診察を受けましょう。
レチンAクリームの注意点
レチンAクリームは、美容に使えるとは言え医薬品です。安全に使うためのルールが定められています。
以下の項目に当てはまる方は、レチンAクリームを使うのに注意が必要、もしくは使えない可能性があります。
- トレチノインにアレルギー反応を示す方
- 妊婦、産婦、妊娠している可能性がある女性
この2つの項目に該当する方は、使用する前に必ず医師の診察を受けるようにしましょう。