美白は外側だけでなく内側からのケアも大事
美白を目指すとなった場合には、外側からのケアが重要だと思う人も多いかもしれませんが、実は美白は外側だけでなく内側からのケアも重要です。
美白アイテムに期待できる効果としては、日焼けした肌を本来の肌に戻したり、シミやくすみを防ぐ、そばかすを薄くしたりするなどの効果が期待できます。つまりすでにできてしまったシミを消すなどの効果は期待できないのです。
このようなことからシミを作り出さないようなケアを心掛ける必要があります。日常的に食べ物などを通し、内側からのケアをしっかりと行って、紫外線を吸収しにくい、紫外線に強い体をつくり、肌のシミやくすみを防止することができるのです。
肌は将来までずっと続くものであるため、美しい肌を目指すためには、内側からしっかりとケアすることを心掛けることが大切です。
美肌に役立つ3つのビタミンと含まれた食べ物
美肌に役立つ栄養素の一つにビタミンが挙げられますが、しっかり摂取することで活性酸素の働きを抑えることにつながります。
美肌に役立つ3つのビタミンと含まれた食べ物とは?と気になる人も多いかもしれませんが、その一つ目がビタミンCですが、その効果としては、シミやそばかすを作るメラニンのもとでもあるチロシナーゼの働きを阻害する効果が期待できます。キウイやアセロラ、ゆず、パプリカなどに多く含まれています。
二つ目のビタミンEは色素沈着が起こった細胞の排出がしやすくなり、主にナッツ類やアボガドなどに含まれています。
そしてβカロチンは抵抗力をサポートする働きが期待できます。メラニンの沈着を抑える、肌の炎症のケアなどの効果が期待できるでしょう。
それだけではなく必要に応じて体内でビタミンに返還されるので、しみやしわの防止にもつながるでしょう。ニンジンやホウレン草、カボチャなどに豊富に含まれています。
美肌に役立つ4つの栄養と含まれた食べ物
そのほかにも美肌に役立つ栄養素はありますが、その一つ目がセラミドです。肌を紫外線や雑菌などの外部からの刺激から守る役割があり、メラニンの生成を抑えることができるでしょう。大豆やブロッコリーなどに豊富に含まれています。
トマトに豊富に含まれているリコピンには、肌の抵抗力をサポートする働きが期待でき、肌のダメージを軽減し、美白はもちろんのこと、
しわのケアや予防につながります。
L-システインは代謝をサポートする働きがあるので、メラニンの生成を抑制したり排出を促すことでしょう。マグロや鶏肉などに含まれています。
エラグ酸はあまり聞いたことがない人もいるかもしれませんが、シミの原因を抑える働きを持つ栄養素です。抵抗力をサポートする働きもあるので、肌荒れ防止やエイジングケアにも最適といえます。ザクロやイチゴ、ブルーベリーなどに豊富に含まれています。エラグ酸はビタミンCと一緒に摂取することにより、相乗効果が見込めます。
美肌によくない栄養素は3つある
このように美肌によい栄養素がたくさんあることがわかりますが、反対に美肌を目指すうえで肌に良くない栄養素を覚えておくことも大切です。
まず一つ目がカフェインです。カフェインを多く摂取することによって、色素沈着やシミの悪化を促してしまいます。コーヒーや紅茶、ウーロン茶、緑茶などに豊富に含まれています。
特に食事の後にはコーヒーや紅茶をのんで一息つきたいと思う人も多いかもしれませんが、飲みすぎには十分に注意しましょう。
日々の疲れをとるために栄養ドリンクを摂取する人も多く、近年では飲み過ぎの問題も出てきています。栄養ドリンクにも多くのカフェインが配合されているものが多いので、注意が必要です。
そして砂糖や糖分なども取り過ぎには注意が必要です。過剰に摂取してしまうと血液がドロドロになって、肌がくすみがちになってしまいます。
砂糖や糖分にはコラーゲン分解する働きがあるため、しわやたるみを招く原因にもなるでしょう。砂糖や糖分はすべてを断つことは難しいため、量をセーブすることを意識しましょう。
最後にアルコールです。アルコールを分解する際には活性酸素が発生し、この活性酸素がメラニンを増やすもととなります。
またコラーゲンを分解してしわやたるみを招くことになるため注意が必要です。このように美肌によくない栄養素があるものの、我慢のしすぎは反対にストレスがたまるので、適量を心掛けることを意識しましょう。